春一番の山菜「行者ニンニク」を採ってきました。
歩く途中に「ヤチボウズ」群があります。
スゲの根株が毎年の凍上を繰り返すことでできるこの現象は、釧路湿原の特徴でもあります。
緑に覆いつくされる夏には、ほとんど見えなくなってしまいます。
福寿草もたくさん咲いています、もうそろそろ終わりを告げる頃です。
目的の「行者ニンニク」も食べ頃を迎えています。
大きめのレジ袋にいっぱい採れました。
ニンニクと同じような臭いで、成分もニンニクよりさらに強いらしいです。
天ぷらにして夕食の一品となりました。
山菜の中では一番人気で、たくさんの人たちが山へ向かいます。
食べ過ぎると臭いがきつくて、回りの人から嫌がられることもありますが、とにかく最高の味です。
焼肉に入れたり、しょうゆ漬けにしたり、餃子の中に入れたり、いずれもこの季節の味覚です。
ゴールデンウィークくらいまでが旬ですが、山深いところはヒグマとの遭遇も気になるところ、先日も函館方面で事故があったみたいで気を付けなければなりません。
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